【ご注意ください】運動時の体調管理と熱中症対策について
2025年5月7日、京都府京丹後市の中学校で、体育の授業中に男子生徒が倒れ、搬送先の病院で亡くなるという痛ましい事故が発生しました。亡くなられた生徒とご家族に心よりお悔やみ申し上げます。
この事故の詳細な原因は現在調査中とのことですが、季節の変わり目や急な暑さの中での運動には、私たち一人ひとりが十分な注意を払う必要があります。
■ 熱中症は「体調が良い人」にも起こります
・「元気なつもり」「大丈夫と思っていた」状態でも、体は水分や塩分を失い、気づかないうちに限界に達していることがあります。
・特に中高生や高齢者は、暑さに対する感覚が鈍く、自覚症状が出にくいため注意が必要です。
■ 安全な運動のために、以下を徹底しましょう
◎ 運動前のチェック
- 起床時の体調に少しでも違和感があれば無理をしない
- 「いつも通り」であっても、水分・塩分補給を十分に行う
- 家族や先生に一言「ちょっと不安」と伝えることも大切です
◎ 準備運動の見直し
- 気温や湿度に応じて、運動量や強度を調整
- 急な全力運動は避け、身体を徐々に慣らす
◎ 周囲の声かけと気配り
- 友人や同僚の顔色や動きがいつもと違ったら声をかける
- 水筒を持ち歩く、直射日光を避けるなど、日常の習慣にも注意を
京都中学生の記事です。
※この内容は状況の変化に応じて随時更新いたします。